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脂肪は筋肉になりませんから!


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お疲れ様です。ろくのです。

 

4月と5月の2ヶ月間コロナの影響でジムが休業しており、見事にコロナ太りしました(笑)

お家トレーニングはあんまりやる気が出なかったので。。

 

で、本題なんですがタイトルの脂肪は筋肉にならないという話し。

 

先日、後輩と話しており

後輩「コロナ太りしてしまいました〜、けどチャンスやと思うんです!」

ぼく「どういうこと?」

 

後輩

「だってこんだけ脂肪ついたんですよ!この脂肪を全部筋肉に変えたら良い感じの身体になりそうじゃないですか!(ドヤァ!

 

僕「いやいや、脂肪は筋肉にならないよ!脂肪と筋肉は〜(理由は後述)」

 

後輩「ええ〜!!マジっすか!」

 

 

 

 

というやり取りがありました。

 

 

そして、その翌日に同僚と話していたんですが

 

同僚「コロナ太りしてしまいました〜、けどチャンスやと思うんですわ!」

僕「(なんかデジャブやな。。)どういうことですか?」

 

同僚

「だってこんだけ脂肪ついたんだから、この脂肪を全部筋肉に変えたら良い感じの身体になるでしょ!!」

僕「いやいや脂肪は(略)

 

 

 

と2日連続で同じ話を聞きまして(笑)、しかもこの日は周りに結構人がいて、脂肪は筋肉に変わらないですよーって話したら周りの人も、脂肪が筋肉に変わると思っていたらしく

かなり驚いていました。

 

10年くらい前は脂肪が筋肉に変わるって結構、常識みたいに言われてた気がします。

ただ、最近はフィットネスブームでこの手の間違った知識の人も減ってきたとは思うんですが、まだまだ多いような気がします。

 

今回は何で脂肪は筋肉に変わりませんから!って話と何で脂肪が筋肉に変わるのって言われてるのか?個人的に思ってる事をまとめてみました。

 

 

 

筋肉がつく理由

 

まず脂肪が筋肉に変わる〜って話の前に筋肉ってどうやって増えるのって話をすごく簡単に。

 

諸説はありますが

激しい運動や筋トレをする事っていうのは身体に取ってはピンチな訳ですよ。

 

かの有名なボディビルダー

マイク・メンツァーさんもウェイトトレーニングとは身体を危険にさらす行為だ』的な事を言っておりました。

 

マイク・メンツァーさん↓

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強烈な運動や筋トレをする事で脳が『これはやばい!次また同じ様な事があっても耐えられるように筋肉をつけねば!』と身体に指令を出して筋肉が作られていきます。

 

ただ筋肉をつける為には材料が必要。

 

身体についてる脂肪が筋肉の材料ではなくて肉などのたんぱく質が必要です。

 

つまり筋肉付けるには、身体が筋肉ないとやばい!と思わせる運動と筋肉を付けるための食事が必要。

 

何で脂肪が筋肉に変わると誤解されるのか??

 

で本題の筋肉が脂肪に変わるって思われてる理由ですが個人的経験で下記の3つの理由が大きい原因じゃないかと思ってます。

 

1.増量系スポーツの印象。

上記の通り筋肉付けるには運動と食事が大切。

 

ただ食べたものが全て筋肉には変わりません。

筋肉に変わらなかった食事は脂肪になります。

 

ボディビルだと大会が無い期間に筋肉を付けるためにハードなトレーニングと食事で増量し、大会が近くなると脂肪のみを落としす減量を行います。

 

人によっては増量期に凄く太り、大会が近くなるとバキバキのマッチョになるので知らない人が見ると脂肪は筋肉に変わるんだって思うのかも。

 

特にリープリーストさんとか増減の幅が凄いし。。。。

 

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こりゃ知らない人は脂肪が筋肉に変わると勘違いするな(笑)

 

 

2.スポーツマンのその後

『運動しないと筋肉から脂肪に変わるぞ!

昔は俺も運動してて筋肉質やったけど、運動しなくなったら筋肉が脂肪に変わったわ。』

 

脂肪が筋肉に変わるの逆パターン。

これ、個人的によく言われてました。。

 

学生時代に運動系のクラブに入っていて良い身体してた人が社会人になり、運動を辞めたら筋肉が脂肪に変わったんやと言われるんですが

 

上で書いた通り筋肉を付けるには身体が筋肉をつけないとやばい!思わせる事が必要。

学生時代に激しいスポーツやってた人が社会人になり運動量が少なくなれば身体は別に筋肉いらなくね?ってなる訳ですよ。

(筋肉は消費エネルギーも多いので無ければその分、低燃費になれる)

 

ただ運動量が少なくなったのに学生時代と同じ食事量プラスで飲み会が増えた。

そして歳を重ねる度に代謝も減る。

 

そりゃ筋肉減って脂肪が増えるよ。。

 

ただ太ってる人が筋肉質に変わるのをあまり見る事は少ないけど逆の筋肉質な人が太るを見る事は結構多いです。

 

だから筋肉は脂肪に変わるし脂肪は筋肉に変わるって思われるのかも。

 

3メディアの影響

 

これが1番な原因だと思うんですがメディアで

脂肪を筋肉に変えるって言ってるの多いんですよね。

 

何年か前に某お笑い芸人がボディビルの大会に出た際も一度脂肪をつけて、脂肪を筋肉に変えるって紹介してたし。。

 

なんなら冒頭に書いた同僚もTVで脂肪が筋肉に変わるっていうのを見たからと言ってたし。

 

全部が全部では無いですけどこういう間違った知識を流すのはやめてほしいですよね。

 

最後に

 

こんだけ脂肪は筋肉に変わらないって書いたんですが実は僕も以前は脂肪は筋肉に変わると思っておりました。

 

今でこそ太りやすい体質なんですが、学生時代は食べても全然太らない。

 

当時は総合格闘技をやっていてパワーを付けるためにはもりもり食べて脂肪をつけて、つけた脂肪を筋肉に変えねば!と太る為に脂たっぷりの食事を取っていました。


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もりもり食べまくって

 

 

結果は太れました。
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ただ筋肉ではなく脂肪が増えた状態なので競技で活かせず。

 

ちょっと階段登った位で息切れするし、脚も肉が付いたので動けば股擦で歩けないくらい痛いし。。

 

散々でした。

 

けど、それでも『この脂肪を筋肉に変えるぞ!』と頑張ってました。

 

 

 

 

その後、脂肪が筋肉に変わらないって事を知って『ええー今までやってきた事、無駄やん。』

と悲しくなった事もあります(笑)』

 

昔ほど脂肪が筋肉に変わるって思ってる人は少なくなりましたがTwitterとかのSNSを見てても『脂肪付けて筋肉に変えるぞ』

って言ってる方をたまに見かけます。

 

筋肉を付ける為に脂肪をつけるのは全くの無意味だし、無理矢理つけた脂肪なんて身体に良い事なんて無いです。

 

今回はちょっとでもそういった方が減ればいいなと思い記事にしました。

 

 

という訳でではまた〜